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2016年01月09日 (土) 19:57更新


※「アマチュアリズムを徹底して排除する」について

プロ意識を徹底するとは、言葉を変えて言えば「アマチュアリズムを排除する」ということにほかなりません。

現在、あらゆる接客業において、風俗業ほどアマチュアリズムに寛容な業界はないと思います。お客様が寛容であるというよりは、雇用側がアマチュアリズムに対して寛容である、あるいはアマチュアリズムに対して甘い、むしろそれを積極的に受容しているというふうにもいえます。

アマチュアという言葉は一般に「素人」と訳されますが、技量が一定レベルに達していないことのほかに、考え方がプロフェッショナルでないことの表現としても使われることもあります。したがって、「ずぶの素人」といった言い方がある一方で「素人ではあるがプロ意識に優れた新人」という表現もありうるわけです。

これに対してアマチュアリズム=素人主義は、素人でよいとか素人であるべきだという考え方、つまり素人であることそのものに意味や価値を見出そうとする立場・考え方です。

接客の世界全般で素人であることに意味を見いだせる職場は、おそらくひとつもないと思います。ホテル・旅館はいうに及ばず、飲食店、クラブ・ラウンジなどの夜の世界にせよ、接客業はプロであればこそ評価され支持される世界であり、素人であること、経験が浅いことがプラスポイントになることはありません。

多くの飲食店では、経験の浅いスタッフに「研修中」などのプレートや腕章をつけ、顧客に対し「なにぶん素人だから多少の不手際は目をつぶってくれ」とあらかじめの許しを請うています。素人であること・経験が浅いことは十分なサービスが提供できないことである。顧客に対して申し訳ないことである。だから機先を制して「素人という詫び」を入れながら接客に当っているのです。

素人でサービスが至らない。サービスが至らず申し訳ない。素人であることについて、これが会社側が顧客に対してもつべき当然の感覚であり立場であると思います。

ところが不思議なことに風俗の世界では「素人専門店」というお店が存在します。素人でサービスが至らなく申し訳ないのではない。サービスが至らない素人であることが売りだというのです。

たしかに風俗のなかに「素人」というジャンルが存在し、またそうした性的嗜好があることは事実です。だからこそ高級店においてさえ最初は風俗素人であることを売りにしたりします。

しかし当然のことながら、一定の期間がすぎれば素人でなくなる。ではどうするのか。素人のふりをして仕事をするのでしょうか。

「素人」というジャンルに一定の支持が集まるのは、当該キャストから「風俗ずれしていない」「サービスに対して一生懸命である」などのサービス人として当たり前の資質がストレートに看取されるからだといえます。逆に経験を積んだ

 

 

 

 

 

 

おける基準が曖昧になっている。あるいはキャスト側に擦り寄ることを通して基準そのものがキャストがあらかじめ持っているレベルに大きく傾いてしまっているといえます。

飲み屋・クラブキャストのプロ意識を見よ。
ホテルマンのプロ意識を見よ。


※「オープンラスト」について

R-GROUPではキャストに「オープンラスト勤務」を義務付けており、午前11:00の第一回目の案内から21:00前後のラスト案内まで、「通し」で働けることを採用の第一義的な条件にしています。このような条件を設けているソープ店は、他の風俗業も含めて、また全国的に見ても、おそらくわれわれR-GROUPだけではないかと思います。

実際、全国のソープ店の求人情報を見ると、勤務時間の縛りについてはほぼ100パーセント「自由出勤」を謳っています。金津園においても同様で、「金津園ワールド」の求人データベースを見る限りすべての店舗が自由出勤で、オープンラストを謳っているのはR-GROUPだけです。

自由出勤という言葉は、風俗界においては
1.「出勤日が自由」=いつ来てもよい
2.「出勤時間が自由」=何時に来て何時に帰ってもよい
という2つの意味において使われています。

「何時に来て何時に帰ってもよい」のですから、朝は遅めに出勤して夜は早めに帰りたいという希望が必ず出ます。その結果、午後2時から出勤して夜は遅くならないうちに、たとえば8時に帰る・・というようなキャストが多くなる。朝一番の案内時にキャストが少なかったり、ラスト案内の時間にはもうキャストが帰ってしまってひとりもいないというような状況になるのは、このためです。

もともとソープランドはオープンラスト勤務が当たり前の職場でした。少なくとも1995年ごろまでは遅く出勤するキャストも早く帰るキャストもいなかった。開店と同時に、人によっては男子と同じくらい早く来て準備をするキャストさえいました。ラスト案内も22時~23時からが当たり前で、0時からもう一本案内ということもありました。最終的な閉店は1時2時になることも多く、名古屋まで帰るキャストも1万円遣ってタクシーで帰るのが当たり前でした。電車で帰る子などほとんどいなかった。お客様からすると、「夜遅くに行ってもキャストが待機している」遊び場だったのです。実際、柳ヶ瀬で飲んだ後のお客様や長良川温泉の旅館で宴会を終えたお客様が浴衣姿で0時近くに金津園を闊歩するというような風景が普通だったのです。

ところが、名古屋のヘルス店がキャスト管理のやり方として自由出勤を謳うようになり、1995年ごろにはこれを取り入れて金津園でも自由出勤を標榜し「名古屋に電車で帰れる」ことをキャスト集めの売りにするお店が出てきました。そしてそうした勤務条件のある種の緩和がキャスト集めに一定の成功をもたらしたことをもって、これ以降金津園のほぼすべての店舗が「自由出勤」を謳うようになったという流れです。最後までオープンラストを貫いていた老舗のお店様もいつの頃からかそれにならうようになり、今ではR-GROUPを除くすべての店舗が自由出勤の店になってしまいました。

求人情報を見ているとこんな言葉がならんでいます。
  • 完全自由出勤
  • 自由出勤(貴女の都合のよい日)
  • 自由出勤ですので週何日でもOKです
  • 完全自由出勤制(週1日からでもOK)
  • 御自分でお決め下さい。
  • シフトは貴女の都合にあわせます
  • 月1日~、大丈夫です。
「いつ来てもよい」「何時に来て何時に帰ってもよい」。私どもは、こうした求人のあり方をいいとか悪いとか評価するつもりは毛頭ありません。商売のやり方はそれぞれです。実際、自由出勤を標榜し「名古屋に電車で帰れる」ことをキャッチフレーズにしたお店が成功をおさめ、一時代を築いたことも事実です。

しかし、金津園でお客様商売をさせて頂いている身として、このことだけは思わずにはいられないのです。

お客様商売というのは、まずお客様が第一である。お客様のニーズ、お客様の満足が第一である。何よりもお金を下さるのはお客様である。われわれはサービスの対価としてお客様からお金を頂く身である。

そうだとすれば、お客様がお店に合わせ、お店がキャストに合わせるというのは正しいのだろうか。
そうではなく、キャストがお店に合わせ、お店がお客様に合わせるというほうが正しいのではないだろうか。

お客様があって初めて成り立つ仕事であることを考えれば、キャストは
「お客様が自分に合わせる」
ことを求めるのではなく
「自分がお客様に合わせる」
ことを考えるべきではないだろうか。

お店に雇われている存在であることに思いを致すならば、キャストは
「お店が自分に合わせてくれる」
ことを求めるのではなく、
「自分がお店に合わせること」
をまずは考えるべきではないだろうか。

そして、お店は「ありのままのキャスト意識」にどこまでも合わせていくのではなく、お客様商売の当たり前の真理をしっかりと指導するべきなのではないだろうか。

こういう考え方を仕事の根本に据えたとき、キャストに対して
「いつ来てもよい」「何時に来て何時に帰ってもよい」
というあり方は採用できないというのが私どもの考え方です。間違っても「貴女の都合にあわせます」とはいえない。逆に「貴女が店の都合に合わせなさい」と指導するほうが正しく、そして当たり前のあり方だと考えます。

もし仮にそのことでR-GROUPは厳しいと「悪評判」が立ち、厳しいがゆえにキャストが集まらないとしたら、そのことのほうがおかしいと考え、キャストの即時的な意識に迎合する道を行くのではなく、お客様商売の基本と根本を捉え返し、たとえ厳しくともキャストに対して粘り強く説き、お客様商売としての当たり前の道を行くべきであり、行かせるべきであると考えています。

R-GROUPの「オープンラスト」はこのような考え方で実践され、現在100名前後の在籍キャスト全員が「オープンラスト」のソープ嬢として頑張っています。


(2014.8.6)