路線とはなにか
2010.11.6
路線、路線というが、そもそも路線とはなにか。また、路線的であるとはどういうことか。そして、路線は具体的には何のことをさしているのか。そこを明らかにするための前章である。
結論的にいうと、R-GROUPの路線は、さまざまな通達・報告・指導文書の総体として表現される、われわれのトータルな実践理論のことである。 |
【路線とはなにか】
われわれが日々の営業と取り組みを「路線」に基づいて行おうと言うとき、あるいはまた「路線を貫徹しよう」と主張するときにいう「路線」とはそもそも何かということについて、まずははっきりさせておきたいと思う。
路線とは、ひとことで言うならば、ソープランド営業をどのような考え方とやり方で行うかについてのわれわれの方針であり指針である。
ソープランドは全国にあまた存在し、そのやり方も店それぞれである。
業界全体で伝統的に引き継がれているある種のやり方というものはあるにせよ、こういう考え方とやり方で行うべきだという単一の指導理念や教科書があるというわけではない。
たとえば、値段設定ひとつとってみても高級店から大衆店まで千差万別であり、サービス内容についても同様である。
男子が膝をつき最大限丁重な接客を行う店があるかと思えば、きわめてインスタントに済ます店もある。
キャストのサービスについても、即尺即ベッドNSの高級店がある一方で、マットなしベッドのみという店もある。サービス時間もバラバラである。
つまり、ソープ営業に関する一律の規定というものがあるわけではない。
個室浴場で性的サービスを行うという点だけが業態としての共通項であり、あとは店舗の方針によって性格も内容も変わってくる。
そういうものとして現在、高級店から大衆店までさまざまなソープランド店が全国に数多く存在している。そして多くの店は、路線というほどのものを持たないまま、その内実においては昔ながらのやり方を踏襲しているように見受けられる。
われわれは、風俗を男子一生の仕事と考えるものとして、ソープランドを接客業としてトータルに理解・把握し、その営業において意味のある実践を為したいと考えている。そのための方針全般を「路線」として定め、この路線のもとで日々の営業を実践しようと決めたのである。
したがって、われわれの提起する路線は、講習内容やキャストの仕事論から宣伝論・男子の接客論にいたるまで、ソープランドをとりまくあらゆる事象を扱うことになる。
われわれはそのトータルな課題を、
■男子一生の仕事としての風俗
■キャスト自身のサクセス
■ビジネスとしてのソープランド
という3つの考え方を導きの糸としながら、ひとつひとつ解決し、積み上げ、われわれ自身の宝地図を創り上げていきたいと考えている。
まずは、われわれの言う「路線」を以上のようなものとして理解しておきたい。
それは、当然にもソープランド営業全般および働くわれわれ自身の仕事論全般を取り扱うものであり、各分野の路線を統合した文字通り「R-GROUPの総路線」となるものである。われわれは、この「総路線」に基づいた営業を日々実践すると同時に、実践の中から得た教訓を常に路線へと豊かにフィードバックさせていく。そうしたサイクルのなかで路線と実践を有機的に結びつけ、われわれの取り組みとわれわれ自身を意識的に向上させ、われわれの存在と人生を意味あるものにしていきたいと考えているのである。
※ 路線として明確にすべき課題となるもの
・ ソープランドおよび風俗業の歴史と現状
・ R-GROUPの歴史と現状
・ サービス内容と講習内容
・ キャストの仕事論・サービス論
・ 男子の仕事論・接客論
・ 宣伝と集客(WEB戦略論)
・ キャストを集めるための方法論
・ 働く男子の生活律
・ 組織論
・・・など。
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