路線的な取り組みの概況とわれわれの決意 |
B宣伝を強くする。とくにネットと雑誌。
宣伝戦におけるインターネットの役割と位置づけについては、すでにこれまでにも多くのことを述べてきた。これなしにはいっさいが語れないものとして、2005年を皮切りに男子幹部を先頭にしてこの課題に全力で取り組んできたし、その結果として、今日の地平があることも間違いない。ただ、この課題は達成され、終了したわけではない。“WEB2.0時代”を迎え、WEBの世界は今日もなお日進月歩の途上にある。仮にいま、インターネットによる宣伝に段階をつけるとしたら、こうなるだろう。
第一段階:テキストと写真の提供・・・雑誌の固定情報がWEB上にあるといった段階
第二段階:テキストと写真の提供・・・それが主体の判断で随時入れ替わる段階
第三段階:出勤などのDay情報の提供
第四段階:案内時間などのTime情報の提供
第五段階:提供される情報をユーザーがホームページ上で管理できる(ログイン画面がある)
写真とテキストの入れ替えまで自社で行なっている店舗はまだ少数派かもしれないが、まずすべての店舗が現在、第三段階の「Day情報の提供」まで来ており、その上をいく「Time情報の提供」にまで踏み込んだという点に、われわれの“わずかな”優位性があった。一日も早くPC版をリニューアルし、携帯版・PC版ともに第五段階までクリアして、他社を圧倒し、突き放さなければならない情勢であることは明らかであろう。他店舗に対する自社店舗の優位性は、根本的には男子およびホステスさんのサービス内容・接客内容において表現されるべきであるが、ビジターである潜在顧客に対しては、まずもってホームページの内容においてアピールされなければならないし、実際、潜在顧客はそのように判断するのである。システム・デザインともに大幅な改革を断固としてやりぬかなければならない。