激戦区!中洲双璧高級ソープ2GROUPと大衆店の営業形態から見た価値の違い
2015年2月28日
ルネッサンス 堀内
目次
1.はじめに
2.中洲について
2-1歴史
2-2現在の状況
2-3私が訪問したお店とそのグループについて
3.今回お店を選んだ理由と訪問の目的
4.訪問したお店の報告
4-1 アルバトロス(ジョイGROUP)
4-2 ビィラリック(TOKYO B GROUP)
4-3 特攻凄かろうもん(よかろうもんGROUP)
5.総評
6.参考資料
1.はじめに
私がこのようなレポートを提出するのは初めてになりますが、この機会を下さった深田部長、丹羽さんにこの場をお借り致しまして感謝申し上げます。
2015年2月23日(月)と24日(火)の2日間、日本有数ソープ街の一つである博多・中州へ行ってきました。実際に行ってきたお店のご報告する前に、私自身、中洲へ行くのが初めてなので、最低限の知識として中洲という街の生い立ちから現在までに至った経緯を調べてみました。
そして今回のテーマを設定し、そのテーマに基いて私が訪問した3つのお店のご報告と、私が感じた総評を述べたいと思います。
2.中洲について
2-1歴史
九州随一の歓楽街にして日本3大歓楽街の一つが中洲ですが、その誕生は慶長5年(西暦1600年)。
黒田長政が福岡城築城のため、福岡の町造りを行った時「福岡」と「博多」を繋ぐために中ノ島だった中洲に「中嶌橋」を架けたのが起源と言われています。
それから時が経った約200年後、時代は江戸時代のことです。財政的に苦しかった福岡藩は立て直しの一環として中洲を歓楽街にしたのです。その当時は相撲やくじ、芝居などで随分賑わったと伝えられています。その後は明治、大正と映画館やバー、百貨店なのでも次々にでき、昭和に入ると芸者衆が中洲の中心となっていきました。
しかし、この確立された歓楽街も第二次世界大戦中の大空襲により、一時壊滅状態となってしまいました。復興後は赤線(金津園にもありました)の禁止などもあり、飲み屋中心の現在の中洲の姿へと変貌を遂げて復活したのです。
2-2現在の状況
那珂川の流れに沿って北西から南東にかけて約1キロの細長い地形を呈し、北東から南西にかけての横幅は約200メートル。
北西から昭和通り・明治通り・国体道路(国道202号)が当該地域を貫き、それらに直角に交る中洲中央通りが中洲の歓楽街の中心となる。昭和通りから北西が中洲中島町、昭和通りから南東が中洲(1-5丁目)となる。中洲中島町を除いた地区が歓楽街に該当する。また那珂川の対岸は「西中洲」と呼ばれ料亭などが多い。
最寄り駅は福岡市地下鉄中洲川端駅。
この近郊では、博多どんたくに代表されるようにお祭りが盛んに行われています。
博多どんたく(5月3日・4日 、市内一円)
正式名称は「福岡市民の祭り・博多どんたく港まつり」。
オランダ語のゾンターク(休日)に由来する市民の祭りです。県知事・福岡市長・福岡商工会議所会頭の三人男も赤い頭巾、陣羽織姿で参加し、趣向を凝らしたさまざまな団体が参加するパレードや多彩なイベントで盛り上がります。
博多祇園山笠(7月1日~15日、博多区櫛田神社)
750年以上も続く豪快な夏祭り。
県無形民俗文化財。博多人形師が腕をふるう飾り山の華麗さと、重さ約1トンの舁き山をかつぎ突進する迫力が見物。15日未明の追い山では、7つのヤマが櫛田神社をスタートして5キロの道を疾走し、タイムを競いあいます。
中洲まつり(10月第1週の木曜・金曜・土曜の3日間 、中洲町全域)
昭和51年、オイルショックによる景気後退の流れの中、「中洲から不景気風を吹き飛ばそう!」と、年に一度の謝恩のまつりとして始まりました。中洲 まつりのメインのひとつ「國廣女衆みこし」は、中洲の女性が軸となり、今や舁き手全体の3分の2はOL・学生・主婦層へと幅を広げ盛りあがりをみせています。
中洲の浄化・明るく健康な街づくりを目的として多くの人達に認められ、毎年盛んになっています。
さらに中洲は九州最大の歓楽街であり、大阪・北新地と並んで西日本一の歓楽街ともされています。また、東京の新宿・歌舞伎町、札幌・すすきのと合わせて日本3大歓楽街と称されることもあります。
そして全国の他の歓楽街と同じく、飲食店や風営法対象業種であるクラブやキャバクラ(中洲では「ラウンジ」や「ニュークラブ」と言う)セクシーパブ、バーなどが集積されています。
・中洲にある店の数 - 約3,500軒(飲食店・風俗店など)
・中洲で働く人の数 - 約3万人
・1日に中洲に遊びに来る人 - 約6万人
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風適法)のもとで福岡県が制定した「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例」(昭和59年12月28日 条例第30号)において、中洲について以下のような指定がなされている。
・キャバレーやクラブのような風俗営業(パチンコ屋などの7号営業は除く)について、中洲1丁目 - 5丁目で午前1時までの営業が認められている(条例4条の2)。
・ソープランド(店舗型性風俗特殊営業の1号)について、中洲1丁目・2丁目での営業が許可されている(福岡県での許可地域はこれ以外に北九州市小倉北区船頭町3番のみ、条例10条)。
現在中州には、ソープの激安店、大衆店、高級店が90店舗ぐらいあります。
現在の風俗店MAP
トクヨク
ソープランド
オナクラ
その他:風俗BOX(福岡市近郊の風俗情報サイト)未掲載店
風俗BOX(福岡市近郊の風俗情報サイト) 中洲歓楽街MAP抜粋
2-3私が訪問したお店とそのグループについて
①訪問したお店
高級店
・博多アルバトロス(ジョイグループ)
・ビィラリック(TOKYO B GROUP)
大衆店
・特攻凄かろうもん(よかろうもんグループ)
②上記グループ系列店について
ジョイグループ:5店舗
・博多アルバトロス
・博多ブルーシャトー
・ロイヤルブルーシャトー
・ジョイロイヤルクラシック
・ロイヤルクラブラターシュ
TOKYO B GROUP(以下TBGと略します):5店舗
・ビィラリック
・サクラヤユニフィケーション
・ビィ沖縄(本館・新館・別館)
よかろうもんグループ:13店舗
・特攻凄かろうもん
・凄かろうもん3
・凄かろうもん中洲
・特攻凄かろうもん2
・よかろうもん中洲
・凄かろうもん0
・よかろうもんレッド 【デリヘル】
・よかろうもんパープル 【人妻デリヘル】
・よかろうもんバイオレット 【デリヘル】
・よかろうもんゴールド 【デリヘル】
・よかろうもんピンク 【人妻デリヘル】
・よかろうもんブラック 【人妻デリヘル】
3.今回お店を選んだ理由と訪問の目的
存在価値、付加価値、価値観、10万円の価値etc、『価値』という言葉は使い方次第で様々な意味合いで捉えることができます。ソープランドにおける高級店と大衆店も、キャストのサービスやおもてなし、男子スタッフのサービス、お店の外観や内装など、どの部分に価値のウエイトを置くかでお店の様相も変わってくると思います。人はそれぞれ価値観が違いますが、今回はいろんな目線(お客様・スタッフ・キャスト)に立って各お店の料金価値を体感したいと思います。そして私が見て感じた『価値』を、今後の仕事でも活かしていく材料にしたいというのが今回の目的です。
前項でも述べましたが、ソープの激安店、大衆店、高級店は90店舗ぐらいあると言われています。そんな中で、私達が密接に関係のある高級店は18店舗(前後するかもしれません)あるそうです。当然ながら、この短期間に全部のお店へ行くことはできません。私自身、中洲が初めてなので、Yahoo!検索や風俗情報サイトなどで調べてみました。その結果いくつかのグループがあり、中でも『ジョイグループ』と『TBG』が高級店の中でもトップにたち、かつ二つが双璧のようだと分かりました。また毎日私達が常に目にしているWebミーティングにも『注目している店』として紹介があったので、高級店はこの2つのグループの最高級店に行くことにしました。
また私が前から気になっているお店がありました。それはデリヘルを含む、グループで13店舗を展開する『よかろうもんグループ』です。私は少し前まで、このグループのメルマガを登録している時期がありました。いろんなお店のメルマガを見るためだけに登録をしていたのですが、たまにこのメルマガの添付写真が過激なことが印象に残っています。そしてこのグループのサイトを見ているだけで、男の欲望・欲求を駆り立ててくれる風俗の総合デパートみたいなグループだと思いました。店舗型の表向きはソープランドですが、特徴としてイメクラ(イメージクラブ)の要素が入っており、サービスのバリエーションが幅広く、道具を使用したものからM性感やソフトSM的なことまで、お客様のニーズに合わせて広範囲にわたって対応しているという印象で、大衆店として興味があります。若干的がずれているかもしれませんが、高級店との違いを比較するという意味でリサーチの対象にしました。余談ですが、このグループのメルマガは、一日に何通も早朝(A.M.5時)や深夜(A.M.2時)まで時間帯関係なくほぼ24時間送られてくるので停止しました。
以上、3グループでそれぞれ最高ランクに位置づけているお店へ行ってみたいと思います。
4.訪問したお店の報告
4-1 博多アルバトロス(ジョイグループ) お店HP
①予約電話対応
新規の方は前日夕方6時から受付とのことで、この時間を過ぎてから電話をしてみました。応対したのは男性で名前は名乗りませんでした。初めて電話をした旨を伝えて明日の予約をしたいと言うと、名前と電話番号を登録するので教えてほしいと言われました。その後は希望の女性と時間帯を伝え、確認の電話を当日のお昼12時にほしいと言われました。理由を聞くと女の子が出勤しているかお伝えするためと言っていました。
なお時間帯はR-GROUPのように確定的ではなく、お客様からの希望時間帯が予約可能な際には前後30分を希望の時間帯に合わせて空けているようです。今回は午後7時頃を希望したので、案内時間が午後7時から午後7時半に設定されました。当日の予約状況に合わせて流動的に対応しているのだと思いますが、これは予約しても最大で30分の待ち時間が発生する可能性もあり、時間にシビアな人にはトラブルになりそうな感じがします。スタッフの話し方は落ち着いた感じで話していましたが、特別素晴らしさを感じることはありませんでした。
そして言われていた通り、当日の確認電話をお昼12時頃にしました。すると一時間前にも確認の電話を求められたのです。詳細な案内時間を伝える為と言っていましたが、さすがに面倒だなと思いました。
②送迎から来店・待合室
残念ながら送迎はありませんでした。お店はビルの最上階にあり、ビルの前は国道202号が通っていてかなりの交通量でした。恐らく送迎があったとしても、ちょっと危険かもしれません。
中に入ると男性スタッフが1人、両膝をついて待っていました。あと右側にあるフロントに1名、男性スタッフがいました。2人とも私達R-GROUPと同じような名札をつけています。玄関でスリッパに履き替えると、待合室へ案内されました。スタッフの第一印象は愛想が良く接してくれて、楽しみなお店だと思いました。流れてくるクラシック音楽がまた、より心地よい気分にさせてくれます。
待合室の中は一人掛けのソファーが3つ、他にはテレビと雑誌があるだけの小さなところでした。アルバムは他の姉妹店も含めてどこにもありません。私がソファーに座るとスタッフから温かいお茶とおしぼりを頂き、その場でお金を支払うと一旦退室しました。そして再び待合室へ入ってくると、会員登録の用紙に記入を求められました。それを書き終えると会員証を頂きました。一度遊ぶと自動的に会員登録される仕組みのようです。今の会員番号は5桁あります。予約に関しては非常に厳しく、一度でもキャンセルをすると二度と予約ができないようです。(『南春奈:みなみはるな』さんが言っていました。)また、予定時間より遅れるとコース時間のカットもあるようです。
ちなみに下記の写真は博多アルバトロスの会員証です。
③お部屋の中とキャスト接客
今回のキャストさん
南 春奈 Age.20 T152 B85(D) W58 H86
南 春奈HP本当はHPにNO.1で紹介されている百合川麗(ゆりかわれい)さんに入ってみたかったのですが、私が中州に行った日から生理休暇でお休みでした。ということで、今回はこの南春奈(以下、春奈と記載)さんを指名し、150分コースでお願いをしました。料金は9万円です。150分はお店でロングコースの扱いになっており、基本は120分コースのようです。もっと長いコース時間180分がありましたが、ビィラリックの140分と比較対象にするために今回はこのコースにしました。
準備ができたと呼ばれ待合室を出てフロントの方へ歩いていくと、その横には大きなカーテンがあります。そこをくぐると春奈さんが膝をつき頭を下げて待っていました。見た目は若く可愛らしい女性という印象です。あとで年を聞くと、「20歳よりちょっと上だけどお店の中では最年少なの。」と言っていました。
お部屋の中に入ると、その内装は綺麗という言葉が当てはまります。部屋の中にトイレがあり、天井は高そうなシャンデリアにベッドの上は鏡張りされ、化粧台の周りは小さな電球が何個もあって非常にカラフルでした。また洋服などの収納ラックやタンスもありました。そのタンスの中には畳まれた沢山のタオルがあり、そこにはJOY GROUPと刺しゅうされています。浴槽の横には観葉植物があり、そして非常に綺麗なお風呂で泡風呂も楽しめる、新しく作られた非常に高いラブホテルのお部屋にいるような感覚になります。
そんなお部屋に案内された私は、一人がけのソファーへどうぞと言われ座りました。すると春奈さんは、正座をして改めて私に挨拶をしました。そして私の服や下着を脱がしていきます。スーツやワイシャツは収納ラックへ、下着や靴下は一種類ずつたたんでタオルに包んでタンスの上に置いていました。また下着を脱がす時はタオルを私の股の上に置いてから脱がせ、その後は私が春奈さんの服を脱がして、そのまま即プレイという流れでした。
一回プレイが終わると私は再びソファーに座り、春奈さんが飲み物を出してくれて、しばしの休憩タイムを楽しんでいると、テーブルの上には下記のライターが置いてありました。
お店の名前入りライターですが、春奈さんに聞くと、系列店それぞれのライターがあるそうです。もちろん、これは持って帰っていいそうです。
休憩後、お風呂に誘われました。この時既にお風呂は泡風呂の状態になっています。初めは椅子洗いで入念に洗ってもらい、そして泡風呂へ入りました。そして歯磨き粉のついた歯ブラシを渡され、歯磨きをしました。終わると春奈さんもお風呂に入り、潜望鏡のサービスがありました。終わるとお風呂の横に置いてある洗面器の中のおしぼりで、私の顔の汗を拭いてくれました。洗面器には氷水が入っていて、いわゆる冷たいおしぼりです。その後マットの準備を始め、マットのサービスを受けながら一回プレイを楽しむ流れでした。この間、椅子洗いの時、お風呂に入っている時、マットのサービスの時、私に対して常に寒くないか問いかけていました。常に気にかけてくれている姿勢は非常に感じました。
そしてフロントからのコールが鳴り、結局3回目途中で終わってしまったが、時間ぎりぎりまで全力でサービスをしていました。ちなみに1回目のコールで10分前、2回目のコールでジャストの時間だそうです。若いキャストさんでしたが、ソープの仕事に対する評価はできると私は思います。小柄で可愛い、素敵なキャストさんでした。
④上がり接客からお店を出るまで
上がってくると、来た時と同じ待合室へ通されました。私は上がり接客かと思い、ソファーに座って待っていると、受付した時と同じスタッフが入ってきました。冷たいお茶が出てきて、アンケートの記載を求められました。書き終えて待っていると再び待合室へ入ってきてアンケートの中身を確認すると、帰りのエレベーターの準備をしていいか、聞かれました。ここのスタッフは来店したお客様を次に繋げる接客はなく、またアルバムも見ることなく帰路につきました。ちなみに本指名だと上がり接客はなく、直接エレベーターへ案内されてしまいます。
⑤感想
今回は春奈さんで入りましたが、非常に教育されていると思いました。即尺、即ベッド、キス、フェラやベッド・マットのサービス、私は次もリピートしたいキャストさんだったというのが感想です。当たり前のことなのかもしれませんが、仕事で要求されていることに対して、それを自ら誘って実践する。あとから聞くと、春奈は下の姉妹店から上がってきた娘だと聞きました。過大な自己評価だけで在籍するキャストさんではなかったようです。
その反面、失礼を承知ですがスタッフの存在意義を問われるお店だと感じました。別にスタッフがいてもいなくてもいいような、そんな接客でした。
最後に店内の装飾や物品、キャストは一級品かもしれませんが、スタッフは人の心を感じない非常に残念なお店という印象でした。良いキャストさんや装飾品・設備のみに重点におけば、それなりに楽しめると思います。しかしトータル的に満足したいと考えるならこのコース料金は高いと言わざるを得ない、そう感じたジョイGROUPの最高級店でした。
4-2 ビィラリック(TBG) お店HP
①予約電話対応
お店のHPを見る限り、初めての人でも一度来店したことがある人でも、一週間前から予約ができるようなので、2月23日の予約を取るためにその5日前に電話をしました。なお電話をする前のHPの2月23日出勤予定のキャストさんはHPでNO.1と表されている方1名です。電話をすると、やや暗い声で男性の方が応対しました。
新規でも23日の予約ができるか確認し、早い時間で予約したい旨を伝えると、HPに掲載されていたキャストさん1名の他に2名のキャストさんを紹介されました。私が「HPになかったけど?」と質問をすると「お待ちください」と言われ、電話から待っている時に流れる音楽がしばらくの間、聞こえてきました。そして再びスタッフの男性につながると、紹介した2人はまだ出勤が確定している段階にないことを告げられました。HPに載っていたNO.1のキャストさんが朝一で既に予約が入っていた為、3人の中で案内できる時間が一番遅いお昼12時半でしたが、出勤がなくなってしまうリスクと貴店No.1という栄誉を信じ、今回はこのNo.1の方にお願いしました。
電話の最後には前日の確認電話を求められ、前日の午後7時から午後10時までの間に電話がほしいと言われました。電話を切る際は私が切るまで待っていて、全体的にこの電話応対で不快に感じた点はありませんでしたが、特別良かったか問われるとそうでもない印象でした。
前日の確認電話をすると、当日の確認電話がほしいと言われました。予約時間の1時間前、午前11時半です。この時は声や話し方から別の男性スタッフが電話に出ました。この時の方が話し方は丁寧だったように思います。
当日の確認電話を午前11時半頃にしました。すると時間通り、お昼12時半からのご案内だと言われました。そして私は30分前のお昼12時にお店に行くことにしました。
②送迎から来店・待合室
高級店ですが残念ながら送迎はないようです。ということで、お店まで徒歩で行きました。お店はビルの5階にありエレベーターで上がって行きます。扉が開くと男子スタッフが1名出迎えてくれました。はっきり言って愛想はありませんでした。その場でスリッパに履き替えて待合室に向かう途中、もう1名男性スタッフが立っていました。私が待合室に入ると、もう1名のスタッフが受付の接客をしてくれました。この方は愛想が良く、物腰柔らかいという印象です。
待合室は高級クラブのようなカウンターバーでした。カウンター席とテーブル席があり、カウンター側には3席、テーブル席には2人掛けソファーが一つあります。また雑誌やアルバムは置いておらず、テーブル席にiPadがあるだけでした。目の前にはキレイなグラスやお酒など、高級そうなものが沢山並べておいてあります。他にはアクアクララの水・お湯のサーバーがあり、音楽はクラシックが流れていました。
私が席につくと飲み物を聞かれました。メニュー表のようなものはありませんでしたが、余程マニアックな飲み物でなければ、ひと通りオーダーはできるようです。その後はパネルで予約女性の確認を行い、お金を支払いました。また会員登録をするということで、登録用紙に名前を記載して会員カードを頂きました。
下記はビィラリックの会員カードです。
待っている間、そのスタッフが在籍キャストのアルバムを出してくれました。アルバムはごく普通のファイルです。中は両面で写真が見られるように重ねた状態でパウチし、それにパンチで穴を空けてファイリングしてありました。またそこに載っていたキャストさんは22名で、HPの在籍と比較するとモザイクの写真も含め、完全写真NGでなければHPの写真がモザイクなしで見られる内容になっていました。
待合室で待って約15分後、受付したスタッフが入ってきました。飲み物がなくなっていないか確認に来たようで、気にかけてくれていたようです。また私はトイレをお願いしました。中に入ると、まるで当GROUPルネッサンスの2階お客様用トイレのような大変広くキレイなトイレでした。洗面台はあまりものがなく、手洗い洗剤や歯ブラシだけ置いてありました。またトイレから出るとスタッフが温かいおしぼりを持って待っていました。風俗には見られない光景なので、お酒を飲みに来たことと錯覚してしまいそうになります。
③部屋の中とキャスト接客
今回のキャストさん
成瀬 貢(みつぐ) Age.25 T164 B89(E) W58 H88
今回は140分コースでお願いをしました。基本コースの中でW(ダブル)以上で入る以外は、このお店のデフォルトで一番長いコースです。HPにNO.1成瀬貢(以下、貢と記載)さんとあったので興味を持ちました。
ちなみに料金は140分10万円です。
待合室を出て一番奥まで進むと正面に扉があります。その扉の先で貢さんが膝をついて待っていました。見た目はちょっと25歳には見えませんでした。スタイルは良く、肌は白くてキレイなのですが、何か違うような感じがしました。お部屋の中で軽いトークをした後、さりげなく聞いてみると、やはり25歳より上でした。
お部屋の中はちょっと考えられない光景でした。非常に広いお部屋で左にはベッドとソファー、右にはカウンターバー、正面にはやたら広い浴室に泡風呂もできる浴槽、左奥にはトイレもあります。そして天井には高そうなシャンデリアがあり、非現実的な世界を体感したいなら良いと思いました。
洋服はソファーに座りながらお互いが自分で脱ぎ、スーツやYシャツはハンガーに掛けてくれて、下着や靴下はタオルに包んでくれました。最初はベッドで即プレイでしたが、スキン着用のお店なのでそこは徹底されているようです。終わった後も密着感があり、肌はスベスベでいい香り。女性のフェロモンを感じているようでした。また話をしていても、今ニュースや新聞に載っているようなことをよく知っていて、プレイを重視しない年配の人には受けそうなタイプだと思いました。
次はお風呂へ誘われましたが、椅子洗いどころか、体を洗うことなく直接お風呂に入りました。貢さんはお風呂に入浴剤を入れた後、どこかで見たような小さな小瓶を手に取りました。私が「その小瓶、もしかしてアロマオイル?」と聞くと、「そう。」と答えました。ルネッサンスでも普段からよく使っていますが、直接お風呂に入れるのは初めてでした。いい香りでしたが、お店を出ても匂いが残ったのは言うまでもありません。その後はマットをやるか聞かれ「おまかせします。」言ったら、なぜかやる気配がありません。No.1の貢さんならマットはするだろうと思っていただけに驚きでした。「マットはやらないの?」と聞くと、「最近寒いからねー。」と言っていました。非常に残念な気持ちになったのは言うまでもありません。
結局ベッドでのプレイ2回で終了し、コールが鳴りました。1回目のコールで10分前、2回目のコールでジャストの時間だそうです。帰り際、下記写真の手土産を頂きました。中身は石鹸でいい匂いがしました。さらにタバコを吸う人には、希望の銘柄1箱をキャストさんから直接もらえる(R-GROUPは受付時にスタッフからですが。)そうです。
④上がり接客からお店を出るまで
上がってくると、来店した時とは別のスタッフが2名、膝をついて待っていました。私を上がり部屋に案内するのかと思ったらそうではなく、そのままエレベーターへ誘導されてしまいました。ということで上がり部屋は存在せず、もちろんアンケートや帰り際の聞き込みもありませんでした。
⑤感想
常識とはかけ離れた装飾品や設備の中で、優雅にそのひと時を過ごしたい人には良いかもしれません。しかしながら高級ソープランドという観点から見ると、少し焦点がずれているように感じました。お金が高いものやキレイなものであっても、それを扱う人がそれ相応の身だしなみや仕草、態度や接客でないと全く似合わないと思います。結果は言うまでもありません。非常に期待はずれで残念な気持ちになりました。
4-3 特攻凄かろうもん(よかろうもんグループ) お店HP(Official HPはないようです。)
①予約電話対応
HPに(新規・会員)予約について何も告知されていなかったので、問い合わせも含めて5日前に電話をしてみました。電話をするとやや訛りのある男性が出て、藤吉と名乗りました。予約のことを聞いてみると、新規客でもHPに出勤予定が出ている分に関しては予約ができるようです。
私は予約の際、特にこだわりがなかったので「日の出から案内できる娘ならだれでもいい。」と言いました。すると何人か案内できると言われ、「小柄な娘はいるの?」と聞くと『ゆき』さんを紹介してくれたのですが、なぜかそのまま指名になってしまいました。お客さんの好みを言うだけでも指名になってしまうお店なのかと思ってしまった瞬間でした。
電話の最後には確認電話を求められ、当日の30分前でいいと言われました。ところで「日の出って何時からなの?」と聞くと、「午前7時からです。」と言われました。ということは、午前6時30分に確認の電話をするということになりますが、ここのスタッフ・キャストは一体何時から出勤しているのだろう疑問を抱いてしまいました。HPから察するにこのグループのスタッフは2交代制だと思いますが、キャストさんは店泊かなとも思ってしまいます。この電話応対の感想は、この藤吉さんに限ってかもしれませんが、非常に落ち着いた話し方で、私が抱いていた大衆店のイメージとは異なるものでした。
当日、午前6時半に確認の電話をしました。「時間通りのご案内」という返答と頂き、早速、お店に向かいました。電話の応対は至って普通という印象でした。
②送迎から来店・待合室
残念ながら送迎はないようです。ということで、お店まで徒歩で行きました。お店につくと男性スタッフがお店の前に立っていました。予約した旨を言うと、お店の中へ招かれました。
お店に入ってすぐ左側に受付があります。そこで料金を払うと、一番奥の待合室へ通されました。待合室は中にトイレがあり、雑誌やアルバムはありません。唯一、マンガ本が無造作に置かれていました。そしてお客様が座るソファーは、R-GROUPルネッサンス2階の真ん中の待合室のようなソファーで、それが向かい合わせに座れるようになっています。また待合室の真ん中にテーブルがあり、その上にはスタッフを呼ぶ為のブザー(ファミレスにあるようなもの)が2つありました。その横には駅や工場の喫煙室にあるような灰皿が吸い殻の残った状態であり、気分はソープの大衆店ではなく、ヘルスの大衆店に来ているような感じがしました。飲み物はいうと、待合室の奥の方にアクアクララの水・お湯のサーバーがあり、自由にお飲み下さいと書いてあります。どうやらセルフサービスのようです。
私がソファーに座ると、スタッフから今日のプレイの要望用紙を記載してほしいと言われ、書き終わったら2つブザー、どちらでもいいから押してほしいと言われました。内容は『女の子にしてほしいプレイ』、『何回したいか?』、『どんな体位がいいか?』、『どんなおもちゃを使いたいか?』、『どんな言葉言ってほしいか』など、自分がやりたいプレイに対して、こと細かに記入できるようになっています。またそこには『お客様とお約束する10箇条』も謳ってあり、主にはプレイのことについてですが、もしやらなかったらお金を返金するという文言が謳ってありました。
③部屋の中とキャスト接客
今回のキャストさん
ゆき Age.25 T148 B83(C) W57 H82
今回は時間配分やプレイ内容を高級店と比較するため、基本コースとしては一番長い120分で入ってみました。料金は4万4千円です。ゆきさんを選んだ理由は特にありませんが、
『日の出営業にお客さんはいるのか?』
『早朝でもキャストの接客は手抜きなく行うのか?』
そんな興味を抱きながら、入ったのが主な目的です。
待合室を出て近くにあるエレベーターの中で、ゆきさんが待っていました。洋服はなぜかセーラー服を着ていました。コスプレのリクエストもできますが、もしかすると、今回は要望なしにしたので勝手にそうなったのかもしれません。そしてエレベーターの中では服の上から私の股間を触りながら4階まで行きました。ちなみに建物は5階建てで、2階から5階まで各4部屋ずつあり、全てがプレイルームのようです。エレベーターが開くと目に飛び込んできたのは、タオルの回収袋でした。置く場所がないのでしょうか、狭い廊下にざっと4袋は数えることができます。また天井を見ると、最低でも監視カメラが3つ、デパートや商業施設でよく目にするような丸型のカメラがついています。正直、何をそんなに監視しているのか不思議ですが、特に今までで高価なものは何も見当たらないので、恐らくスタッフ・キャスト・お客さんの人の流れを監視しているのでは推測されます。
お部屋に入ると非常に狭いプレイルームでした。1Kのお部屋を一回り小さくしたようなお部屋です。また正面にはシャワールームが見えますが浴槽が見えません。ソープランドなのに「なぜ?」と何とも不思議な感覚になりました。その謎は後で分かることになりましたが。
お互い自分で服を脱ぎ、そのまま即プレイで一回終わりました。特に要望はしませんでしたが、希望があればローターや電マのようなおもちゃを使ったり、コスプレを楽しんだりと自由にアレンジができます。またキャストさんは時間までプレイをやめないのがコンセプトなので、聞いたら最高60分コースで4回やった人がいたそうです。60分だと2万1千円なので、プレイOnlyという人にはお得感はあると思います。ただ私はソープ3軒目ということもあり、このまま一回で終わってしまいました。
着替える前に体を洗ってもらおうとシャワールームへ入ると、その奥に浴槽がありました。完全に一人しか入れない大きさです。ゆきさんに聞くと、大体はシャワーで済ませる人が多いので、あまり入る人がいないそうです。
④上がり接客からお店を出るまで
ゆきさんにエレベーターから見送られると、先程の待合室へ案内されました。そこでアンケートを求められ、記載が終わるとそのままお店の出口まで案内されました。もちろんスタッフから記載した内容の確認や、聞き込みはありませんでした。
⑤感想
このお店はヘルスプレイを主体にし、最後のフィニッシュはNSによる中だしで終わるというソープでしかできない要素も含んでいました。お客様が日常、妻や彼女にお願いできない欲望や願望を叶えてくれるお店だと思います。高級ソープとは全く関係ないことが多いかもしれませんが、逆に風俗の遊びだけに限って言えば、これらの発想は非常に面白いと思いました。
スタッフの接客に関してはノリだけで接客している部分も多く、全く参考になりませんでした。
キャストさんに関しては、今回のゆきさんしか知らないので何とも言えませんが、性格はとても良かったです。日の出から出勤していることを聞いてみると、やはり店泊をしているそうです。中州には約一週間のスパンで働きに来ているみたいで、毎回店泊をしていると言っていました。ちなみにゆきさんは日の出営業が午前6時からと言われているそうです。予約した私の場合が午前7時からだったことを考えると、現状の受付はフリーのお客様が午前6時、予約のお客様が午前7時からと決めている可能性があると推測されます。
最後に、このお店はいわゆるトクヨクの延長で高級店サービスを取り入れただけだと考えられます。トクヨクとは福岡・中州で、『ソープの届け出でヘルス営業をしているお店』という意味です。先に紹介した4ページの地図にも沢山のトクヨク営業があるのが分かります。当然ながらソープの届け出があるので本番も可能になります。このグループの場合、デリヘルを除く2つの姉妹店で『よかろうもん○○』というお店が存在しますが、これらはS着のお店です。それに対して残りの5店舗には『凄かろうもん』という名前が入っていますが、こちらはNSでプレイが可能のようです。高級店とは違う、いろいろな面々を見ることができて良かったと思いました。
5.総評
以上、3店舗を体験してきましたが、まずは男子スタッフの仕事について考えてみたいと思います。
下記の表は普段から私達が行っていることスタッフの業務について、3店舗と比較したものです。
私達R-GROUPに重要な、お店の外に立つポーター業務があるのは『特攻凄かろうもん』だけです。後の最高級店の2店にはありません。3店舗とも送迎や駐車場が無かったので、その現状を考えれば恐らくスタッフがお店の外に出ることはないでしょう。その代わりにお店の中でキャストさんの準備を手伝っているのかもしれませんが、私がついたキャストさんは全ての娘が準備や片付けは自分でやっていると言っていました。改めて男性スタッフの存在意義について考える良い機会だったと思います。
ちなみに送迎について九州全体だけに限って言うと、送迎サービスを行っているのは福岡・中州エリアで2件、福岡県外では僅かなお店だけでした。また高級店では中州・グランドオペラ福岡1件のみという現状です。
次にキャストさんの仕事について考えてみます。
下記の表は普段から私達が行っていることスタッフの業務について、3店舗と比較したものです。
また私達R-GROUPに重要な、献身性の部分に関してはどのお店のキャストさんにもあったと思います。偶然か必然かは分かりませんが、接客してくれたキャストさんは性格の良い方でした。ただこの感じ方には人それぞれ違いがあると思うので、プレイ内容や勤務形態の部分に限定して考えてみました。
こうして見てみると全店共通でキャストさんの出勤が自由出勤であること、これはR-GROUPとは決定的に違うことだと思います。
そしてサービス面においては各店ともバラつきがあり、一概には言えませんが、キャストさんの質が分かるような気がします。『高級サービスとは?』と問いかけてしまうキャストもいれば、しっかりとしたサービスを行うキャストもいて、様々な様相を見て体感できて非常に参考になりました。
また特攻凄かろうもんはお風呂が狭く、マットや浴槽でのプレイはできませんが、
ベッド専門イメクラヘルス+高級ソープランドの要素(即即プレイとNS中出し)
があり、キャストさんが良ければお客様が増えていきそうな感じがしました。ほとんどの大衆店はS着で即即プレイが無く1回で終わりという中で、時間内なら『道具が使い放題』、『コスチューム何でもO.K.』、『NS中出し何回でもO.K.』といった、お客様から見ればとても魅力あるようなコンセプトで営業していました。
ただ一つ言えることは(特に新規客についてですが)初めて行ったお店でサービスを雑にされたら、二度と行かないと思う人が多いと思います。どんなに素晴らしいキャストさんがいても、そういうお店なのかと思ってしまうからです。だからこそ(会員のP指名も含め)初めてのキャストさんに入るお客様のアンケートや聞き込み、(上がってきた時の)顔色を見たりすることが重要で、それによってフォローや次回の来店へ繋げていく大切なバロメーターではないかと思います。
次にお店の全体について考えてみます。
下記の表は私が感じた3店舗の感想などを比較したものです。
全く違う感想を抱く人もいるかもしれません。私自身、今回の収穫は中州の有名な2グループの最高級店の現状を知れたことだけであって、何かを『真似してみよう』、『取り入れてみよう』と思ったのは残念ながらありませんでした。『検討してみよう』と思ったことは一つだけありましたが。
それに対してよかろうもんグループは、より楽しむ為にプレイに重点をおいて、いろいろ考えているなという感じがしました。今回のお店は案内前のアンケートで事前にやりたいプレイを要望できましたが、他のグループ店では『夜這いプレイ』や『キャストさんを実物指名できる』といった、いろいろな思考をおりまぜていました。
また悪いところには全店、スタッフの接客と書いてあります。特攻凄かろうもんは最後のお見送りだけ良くて後は問題外でしたが、高級店2店に関して手際は良かったと思いますが、ビィラリックで受付してくれたスタッフさんは除き、非常に事務的で中途半端という印象を受けました。というのは、お客様が要求したこと(例えばトイレ)や必ずやらなければいけないこと(例えば受付やアンケートを書いてもらう)は速やかにやっても、それ以外のことには無関心で雑な扱いでした。また、あまり余計な話をしないように言われているのかなと、そう感じたことが多々ありました。
次に現在の高級店に求められているサービスと一体何かについて考えてみたいと思います。
中州へ行くにあたり、博多で一泊させて頂きました。泊まったホテルはグランド・ハイアット・福岡です。博多駅や天神周辺ではハイクラス(高級宿)としてランクされ、ホテルの隣にはキャナルシティという複合施設があり、よく芸能人のライブなどが行われています。そして目の前の道路を渡れば中州の風俗街へ行ける立地条件です。
今回このホテルに泊まったのには訳がありました。中州に近いということもありましたが、風俗の高級店だけでなく、私達が常日頃意識している一流(高級)のホテルマンのおもてなしを体感したいというのが理由です。
フロントでチェックインを済ませると、スタッフが私の荷物を持ってくれました。荷物は普通のビジネスカバン一つです。そして一緒にエレベーターで上に行き、各フロアの施設や構造を説明して頂きながらお部屋の中まで案内をしてくれました。お部屋の中では電気やエアコン、洗面台のものや浴室のことなど、一つ一つ細かく説明してくれました。ごく当たり前のことだと思いますが、チェックアウトをするまで不安なく快適に過ごしてほしいという、一流ホテルマンが持つ気持ちの表れであり仕事ぶりなのだと思います。そしてこの接客がリピート顧客を生んでいくのだと思います。
同じことが私達の業務にも言えるのではないかと思います。お客様が来店してお帰りになるまで、不安や不快な思いを与えないように、私達が接客を通してやっていかなければいけないことだと思います。高級店のサービスは、キャストの性的サービスだけでは成り立たないし、スタッフの接客・誘導・装飾だけでも成り立たない。これら全てが融合してお客様の不安をなくし、心地良い空間や安らぎを与えてこそ、高級ソープランドとしての資格があるのではないかと思います。そしてそれを追求していって初めて本物になる。もしそれを見誤ると大衆店にのまれる可能性がある。今回の中州の旅でそう強く感じました。
最後に同じ高級店でも内装が高価であったり、備品が高価であったり、高級店としての価値をどこに置くかでそのコンセプトは全く変わってきます。非現実的な空間で豪遊できればいいという考えの人もいるかもしれませんが、たいていの人は人間の心の温かさ、すなわち真心が感じられないお店へは次の来店は敬遠すると思います。
中州へ行ってこのように感じました。
『綺麗なものや高価なものはお金で買えるが、人の心はお金では買えない。』
お金で買った高級感はただの見せかけであって、それを見て感じたお客様の共感を得て初めて、本物の高級感あるお店として認識されるのだと思います。そして、人の心は会話のコニュニケーションや気持ちを通じて、相手に信頼されて初めて買えるものだと。
6.参考資料
・R-GROUPWebミーティング『自分のなかにソープランドサービスの基準(座標軸)をつくる』