1、予約電話対応について
予約の電話は当日の11時30分から開始、2年ほど前は電話が繋がらず入ることができなかった。しかし今回は2,3分で繋がりあっさり予約が取ることができた、その際の電話対応について、ゆっくりと丁寧におちついた話し方に好感は持てるが、マニュアルを読むようで決して心のこもった口調ではなかった。
私どもの方針である『ありがとうござます』の声も最後に一言添える程度であった。
2、男子接客について
予約時間のl5分前にタクシーで店前に到着、周りの店にスタッフが立ち、呼び込みをしている中でブルーシャトーには誰もいない、やはり完全予約制のなかでその必要がないのであろうか、ただ車で来店した際の駐車場に関してはどうすれば良いのか戸惑うのではないかという気がする。
そのまま店に入るとフロントに一人(店の責任者と思われる)そこでまず受付をして入浴料を支払う、電話で話した人と思われるが、やはり淡々と受付をこなし心のこもったものではなかった。
続いて別のスタッフに待合まで案内される、男子はフロントを合わせて3名が店内にいる、いずれのスタッフも髪型、容姿、身なりとも清潔感があり非常に好感がもてた。
待合室に関しては真ん中に大きな敷居があり、席についても他の客と顔を合わせることなくゆったりと座れる。そこでメニューを見せられ5種類ほどのソフトドリンクのなかから選択し、スタッフが運んでくるのだが、流れ作業的にただおしぼりとドリンクを置くといった感じで、丁寧にこなし不快な思いはしないが、素晴らしいというものではなく、見習うべき点はあまりないように感じました。
もう一点、今回2日間に渡る研修をさせて頂いたのですが、案内時間において2日目は5分ほどの遅れ、初日に関しては20分ほど待たされる結果となった。これは我々においても言えることであるが、何時案内というラウンド制のなかで5分遅れるだけでも、待つ方にとれば長く感じる、それが20分待ってもスタッフからの言葉はなかった、そして何もなかったように案内される。これには苛立ちを覚えるものであった。
同じようにソープランドで働いているものとして前の接客時間の押し等で遅れはやむを得ないものであるが、
「申し訳ございません、案内時間が遅れておりまして・・・」と一言あるのとないのでは気分も違うものである、やはり今後ここは徹底していかなければならないと強く感じた。
3、コンパニオンのサービス内容と接客について
ブルーシャトーにおいては指名が出来ない為に誰に入るか分からないなかで初日は「工藤」さん、二日目は「野村」さんとなった。
これは二人において言えることだが、今回一番と言ってもいいが、非常に感心させられたことがある、それは対面後すぐに行う最初の挨拶です、とてもゆっくりと丁寧に穏やかに気持ちのこもった三つ指をついての挨拶、ただの挨拶ではあるが、そこにこれから始まる接客の緊張感が自分のなかに生まれた。そしてこの挨拶の大事さというものをこの時改めて実感した。
サービス内容に関して、結論から言えば両名とも「仕事」という感じが拭えなかった。
それはこちらに攻める隙をあたえず全てがコンパニオン主導で進む、射精させることを目的とした雰囲気を感じたことにあるのだと思います。
ベッド、椅子洗い、マット、いずれも非常に丁寧で講習通りだと思うが完璧にこなしている、私もまだまだ経験は浅いのですが、確かに徹底したサービス内容に他のソープでは味わえない気持ちよさを感じた。それは「殿様気分」になれると言った感覚に近いものがあると思います。
ただR-GROUPで働かせて頂いている中でお客様の声を見ると、やはり圧倒的に多いのが若くて可愛い女の子と疑似恋愛を楽しみたい、素人の女の子を攻めてその反応を楽しみたいという声です。この視点から見ると今回の両名に限らず、年齢、容姿、スタイルの差はあるにせよブルーシャトーのコンパニオンの接客というのは全くマッチしないようにも思います。
とても難しいと感じるのは、事実ブルーシャトーは客足が途絶えることなく入り続けているということ、ただR-GROUPにそのような女性がデビューするのと、20歳の可愛い完全素人の女の子がデビューするのでは圧倒的に後者のほうが人気が出て、お客様の反応はいいというこである。
今後の課題として、お客様の声を多く拾っていくこと、コンパニオンとの面談を行うことによって、この当然のことながら人それぞれ違う性的興奮と欲求、その中でも本質を追及するということと同時にやはり金津園という地でお客様が何を求めているのか、女性をどうプロデュースして売り出せばより多くの人が反応を示してくれるのかを深く考える良い経験材料となりました。
最後になりましたが、このような本当に貴重な時間と機会を設けていただいたことに深く感謝いたします。
ブルーシャトーは在籍数などから見ての売上という点で目指すべきところではないと思うのですが、全国的にも伝説と呼ばれる店である。今後R-GROUPのよりいっそうの発展と全国的な認知の確立の為に自分自身にいっそうの経験と知識を積み、これからの業務に携わりたいと思います。このたびは本当にありがとうございました。
丹羽孝之