予約の電話応対から男子の接客において、「ここは」という所は特に感じませんでした。
清潔感のある身だしなみ、丁寧に自然体の接客であるが「ご来店くださりありがとうございます」という心のこもった接客には見受けられなかった。
また注意事項としてTシャツ、短パンなどでは来店しないでください等、ドレスコードがあり、スキンは完全着用でお守り頂けなければ、退店してもらいます。など「当店は高級店ですから」的な発言は、やはり気分を害される。
しかしながら圧倒的に綺麗な建物、待合室、トイレ、個室は目を見張るものがあった。
隣が見える透けた布ではあるが、完全に仕切られた待合室。待合室までキャストが迎えに来るだけでなく、そこから接客サービス(キスから抱擁のソフトなもの)が始まる。
このシステムはソープランド以外の風俗でも珍しいものである。私自身も初めての経験であった。
人によってさまざまだと思うが、その時に感じた驚きと興奮
こんな所から始まるのか・・・
こんな経験は初めてだ・・・
この感覚こそが、強く印象に残り、また行きたいと思わせる。
それはキャストサービスの中だけでなく、男子の接客においても、店舗全体としても、他では味わえない何か、強く印象に残る何か。
「こんなに気持ち良かったのは初めてだ」
「ここまで素晴らしい接客は受けたことがない」
「今日は来て本当に良かった」
そう思って頂くこと、そういうものをお客様に提供していくこと、また他では経験できない新しい何かを考えていくことが必要であると強く感じました。
それが今年の方針としても出されているR-GROUPのブランド力形成になるのだと思います。
「金子 リサ」さん接客レポート

ソープランドの醍醐味でもあるマット、これまで自分自身のなかで本当に気持ちの良いマットの経験がほとんどない。
初めてソープランドに入ったとき、地元である三重県内3件の中の一つ「徳川」という大衆店であったが、マットを受けた時こんな世界があるのかと、本当に気持ち良かったのを覚えている。
しかし回数を重ねるにつれ、その感覚もなくなり、ただヌルヌルにされて、体の上を行ったり来たりしているだけで、あまり気持ちの良いものではない、という思いが自分の中にあった。
伝説のbubble girl『金子 リサ』これが支配人からのコメントである。
年齢はプロフィール上28歳であるが35歳前後だと思われる、明らかに写真修正も行われ、容姿、スタイルともに悪くはないが、特筆すべき点もない、ごく普通であった。
部屋に入り簡単に挨拶を済ませると、すぐにプレイに入る。やはり徹底されているのだろう、無駄な会話が一切ない。
本当に丁寧で無駄のない動き、丁寧過ぎるほどの全身愛撫、この時にどうしても仕事感を覚えた。
途中ではあったが、今回の目的がマットであった為
「マットが好きなのでマットをお願いします」
と告げ、準備に入ってもらう。
ローションを作る作業から見せてもらい、実際にやらせてもらった。この作業も簡単に見えるが、なかなかうまくいかなかった。
うつ伏せから始まり仰向け、全身の舐め洗い、吸い洗い、この時の強弱のつけ方が気持ちよく、これまで経験したことのないゾクゾクする思いがした。
体の上で滑る時も、ゆっくり、早く、強く、優しく、そのバランスが素晴らしかった。
同じ仕事に慣れた接客でも、徹底的に技術を身につけ、相手に喜んでもらおうという気持ちがこもっているかどうかによって大きな違いが生まれるのだと感じた。
ひと通りのサービスを受けた後「自分もマットをやってみたい」と伝え、交代してもらった。
その都度、教えてもらいながら、自分なりに実践して感じた事。
それは慣れないヌルヌルとした上での移動に普段使わない筋力が必要となり、マットから落ちるのではないかという不安に神経を使い、その中で一番重要な相手を気持ちよくさせる事を考えながらのサービス。
本当に今更ではあるが、実際に自分で体験してみて、R-GROUPにおいて働くキャストさん、特に業界初めての女の子においては精神的だけでなく体力的にも相当な消耗があるのだと改めて実感しました。
接客して頂いた『金子リサ』さんには「変な客だ」と思われたに違いないのですが、嫌な顔をせず引き受けてくれた事、徹底的に技術を身につけ、相手に喜んでもらおうというプロ意識は本当に素晴らしかったです。
今回の体験は「ソープ人になりきる」という上で、本当にまだまだ未熟な自分を実感しました。もっともっと経験を積み、性の本質、ソープランドのサービスとは何かを自分のなかに作り上げていく事が必要だと感じました。
最後になりましたが、このような本当に貴重な時間と機会を設けていただいたことに深く感謝いたします。
丹羽孝之