【R-GROUP事務局通達2014.2.8】
昨日からの各店舗の努力によって、降雪をものともせず全員出勤をかちとったことは、それ自身が営業上の巨大な勝利であるということを確認したい。
もともと、フロントの任務、キャスト指導のもっとも核心的な課題は予定通りに出勤させるということであり、きちんと出勤していることを大前提としてキャスト・スタッフを営業のステージに整列させるという点にある。
その意味において、今回各店舗ともキャスト指導の核心課題を断固達成したのだとはっきりと総括できる
もともと、われわれはキャスト指導のポイントを「指名・サービス内容・出勤・勤務時間の4点から、点検を進めていくべきである」(R-GROUPの現段階)と考えているが、それは
・きちんと予定通りに出勤し、
・オープンラストで勤務し、
・サービス内容で評価をかちとり
・指名の結果を残す
という、キャストに求められるごく当たり前の課題を貫徹させようとしているわけである。
出勤に関して言えば、われわれは雨が降ろうが槍が降ろうが、決められた予定日には何が何でも店に出てお客様の来店をラストまで待つということである。これを昔のソープ嬢は【待つ身の商売】と言った。
しかしこの当たり前のことが、風俗業界とりわけ金津園においては「自由出勤」だの「自然出勤」だのというアマチュアリズムによってはなはだ軽視されてきた。
名古屋のヘルス業界のキャスト管理を真似たこのような考え方は、根本的には、あるがままのキャストの思考にどこまでの迎合し、教育という契機と指導部の責任を放棄し、結果として顧客の信頼を失わせ、ひいてはキャストと店舗を敗北に導くことになるのである。
「自由出勤」「自然出勤」の“本家”ゴルバナグループ(現エリアグループ)の現状を見よ。高級店・理想的なソープ」を標榜するドルチェビタなどは、夜8時以降キャストの出勤・勤務がなく、22時には閉店して真っ暗、誰もいないという日が多い。
店舗の営業時間にキャストの勤務時間をリンクさせるのではなく、逆にキャストの自己都合に店舗の営業をリンクさせることによって、21時以降のラスト案内を希望する顧客のニーズに応える店舗の準備がなくなってしまっているのである。
今、R-GROUPの朝はどの店舗よりも早い。そして、夜も遅い。
朝早くから出勤し、金津の他店舗がライトを落とした後もわれわれの店にだけは煌々と明かりが灯っている。男子にせよキャストにせよ、勤務時間の長さは、労働のしんどさでもある。
しかし、一日5回転(貴公子150分4回転)の接客を男子・キャストみんながそろってやりきっていくという、その当たり前の営業姿勢のなかにこそ顧客の信頼は醸成され蓄積され、裾野の広い顧客層を得て長期永続的なビジネスの展開が可能になっていくのではないだろうか。
今回、しんどさを厭わず、前夜から名古屋にクルマを待機させ、今日の出勤を確実なものにしようとしたその創意工夫と努力のなかにこそ、われわれ客商売を生業とする者の光明はある。寝不足と気だるさのなかで人知れず微笑もうではないか。
【R-GROUP事務局通達2014.2.7】
予想される悪天候に万全に対処せよ
天気予報において、今夜半から明日昼ごろにかけて日本列島全体に大雪が予想されている。
東海地方=岐阜市においては今夜半から降り始め、明日の午前9時頃までは雪、午後からは雨という予報になっている。
われわれは、明日前半の案内が遅れることのないようお客様に対して事前にアナウンスすると同時に、なによりもキャストの確実な出勤を確保する
ための対応に全力をあげる必要がある。
本日ただいまの時点で明日の雪(=電車の遅延などの不測の事態が起こること)はわかっているのだから、明日当日になって
「電車が遅れているので遅れます」
とか
「雪で出勤できません」
などということは許されないということである。
泊まり込み・迎え体制など、考えられるあらゆる対策で明日の営業に臨むよう、要請したい。
お客様が遅れることはあっても、店側においては
「完全な対策で全員が間違いなく時間通りに出勤した」
という結果を、すべての店舗が出せるよう望む。
【R-GROUP事務局通達2014.1.8】
1月5日、福原のソープランド「ていくぷらいど学園」でスプレー缶のガス抜き処理中に爆発、地下1階地上1階約40平方メートルを焼くという火災事故が発生した。現在同店はWEBサイトも閉鎖し、休業している。
一般的に火災は避けなければならないというだけでなく、われわれの業態において火災は即廃業処分となる「重罪」であり、何があっても防止しなければならない第一級の営業課題であることを今一度思い起こし、はっきりさせなければならない。
一般に主な火災原因は、放火、タバコ、コンロ、たき火となっている(平成24年版 消防白書:総務省消防庁)が、一年間の総出火件数5万件余のうち、失火による火災は66.4%であり、失火の多くは火気の取扱いの不注意や不始末から発生している。
放火5,632件、放火の疑い3,931件で、合計9,563件
タバコ4,752件、ライター・マッチが924件で、合計5,676件
コンロ4,178件、ストーブ1609件、合計5,787件
焚き火・火遊び 合計5182件
電灯線・電気器具 合計4376件
われわれにひきつけて言えば、コンセントにたまったホコリや、タバコの始末、灯油ストーブの扱いなどにとくに注意が必要である。火の着いた吸いかけのタバコを灰皿に置いたままにする事例を未だに目にするが、絶対にやめなければならない。
本日1月8日、火災防止の取り組みとして営業終了後、全店舗・全部屋のコンセント周りのホコリ掃除(歯ブラシ使用)、および消火器の点検を行う。
同時に従業員のタバコについて、灰皿にはかならず水を用意し、一回ごとの完全消火を義務付ける。
全スタッフの真剣な取り組みを呼びかける。
【風俗店の火災の過去例】
2001年の新宿歌舞伎町ビル火災、44人死亡
2007年沖縄那覇市の風俗店で火災3人死亡
2008年名古屋市の雑居ビルから出火、風俗店内で従業員3人が死亡
2008年札幌すすきの地区のソープ江戸城で火災、キャストさんら3人死亡
【R-GROUP事務局通達2014.1.7】
2006年9月にR-GROUP最高級店としてオープンして以来、じつに7年以上が経過した。
開店当時金津園でもっとも高い値段設定をしていたのは「艶(130分8万)であり、貴公子の「10万」という設定は(150分というやや長めのコース設定ではあったにせよ)
当時としてもおよそ破格でありある種の冒険とさえいえたかと思うが、われわれにとって2002年以来の高級店への挑戦という取り組みの最高到達点=帰結点としてなんとしてもやりきりたい課題であった。
また同時にそれは、ソープランドの価格設定において、事実「これ以上ない」設定であり、文字通りの「日本一の最高級店」を掛け値なしにめざす戦いでもあった。
開店当初は「150分10万」と「120分8万」の2コースでのスタートとした。これは、かつてクラブロイヤルを高級店として再オープンした際の「130分70000円110分55000円」と同様、顧客の「来店しやすさ」を保証するものとして設けたコース設定である。
有り体にいえば、安いコースをつくることで多少なりとも来店数を増やし、十全な立ち上げを期したいということでもあった。
しかし当然のことであるが、われわれは8万の店を作りたかったのではない。一切の妥協を許さず、本質を追求する店、最高の価値を提供する日本一の最高級店を作りたかったのである。
何よりも「ソープ嬢として一流であるということは、ひとりの女性として一流であるということだ」というわれわれのテーゼを実践的に証明するものとして、一切を凌駕する圧倒的価値基準をもつ一流の店として、このリージェントクラブ貴公子を作りたかったのである。
そのスタート時の理想・原点に立ち返るならば、コース設定は出来る限り早く150分10万に一本化されるべきであるということは言うを待たない。正直、120分コースを長きにわたって継続し続けすぎたとさえいえる。
オープンから7年を経過してまだ120分コースに頼らなければならないとしたら、それははっきり言って最高級店の立ち上げに成功したとはおよそ言えないのではないかということなのである。120分の廃止は遅きに失したともいえる。
上記理由をもって、本年は文字通り150分10万の一本化に取り組みたいと考える。稼働維持のために理想を後退させるのではなく、いっさいの妥協なく理想を高々と掲げぬく営業をいよいよ開始するということである。
コースを安くして来店を期待するのではなく、10万円での来店が約束されるキャスト、サービスを準備し、練り上げ、営業しようということである。
現場統括、店舗責任者の一層の奮起をお願いしたい。