勤務と雇用の前提[2019.7改訂版]
※「勤務の約束事」はR-GROUPで働くうえで、必ず守らなければならない規約であり、雇用関係を結ぶうえでのお約束事です。
偉そうに「上から」こうせよと言っているのではありません。長年の営業のなかで、さまざまな経験をもとに、キャストさんが真に勝利していくためにどうしても必要なことをまとめたものです。
熟読し、どうぞ心に留め置いてください。
具体的には、お客様と電話番号・LINE・メールアドレスなどの交換、またTwitterでのDMなどを行ってはならないということです。
また当然ですが、店の外で個人的に会うなどの行為は決してしてはならない。
私達の仕事は
お客様にお店に来て頂き、
サービスを提供し、
正当な対価を頂く
ことで成り立っています。
経験上、顧客との個人的関係は、最終的には必ずトラブルになります。
これも、上記と同様キャストさん同士で電話番号・LINE・メールアドレスなどの交換を行ってはならないということです。
また個人的に会ったり会話したりなどの行為はしてはならない。
キャストさん同士が「仲が良くなる」ということは、その一方で「仲が悪くなる」ということも含みます。
「仲が悪くなった」とき、解決の仕方は「どちらか(あるいは両方)が店を辞める」ということになってしまいます。
経験上、キャストさん同士が友人関係を結ぶと、最初はどんな仲が良くても最終的には必ずトラブルになります。
管理上、キャストさん同士は「一切関係がない」ものと規定します。批判・噂話も認めません。挨拶も必要ありません。
現金は常に持ち歩く。貴重品はフロントに預けるなどしてください。
私物の盗難・紛失については、店は関知することができません。
当然ですが、接客中に盗難・紛失があってもお客様を疑うことはできない。
同様に、店内で盗難・紛失があっても、スタッフを疑うこともできません。
私物・貴重品の管理は自己責任でお願いします。
R-GROUPの基本路線=私たちの目指すもの
ソープランドと一口に言っても、金津園にもいろんなお店があります。
総額料金の高い店・安い店、サービスを売りにする店・修正写真で一見客を当て込む店、会員制の店・案内所を使って観光客を見込む店・・・など。
私たちは、会員からサービス内容において信頼され、その会員が定期的に通う安定した店作りを目指しています。
したがって、男子も女子も一本一本の接客を大切にし、アンケートを重視し、お客様に繰り返し利用してもらえるように努力しなくてはなりません。
特にR-GROUPは「高級ソープランド」ですので、サービス・接客、そのホスピタリティにおいて他店を凌駕する内容を提供し、値段以上の満足を感じてもらうことが大切であり、これは私たちの仕事がビジネスとして成り立つ最低条件になります。
私たちが提供する高級店のサービスは、それを担う具体的な個人の接客を通して実現されます。
いうまでもないことですが、サービスを担う具体的な個人を離れた、どこかの空想の世界に「高級店のサービス一般」が存在するわけではありません。
したがって、一人ひとりのキャストさんが、自らを常に「高級店のキャスト」として自覚し、自らをスキルアップするために努力すること。その不断の努力の過程そのものが、お客様をして「R-GROUPは高級店だ」と言わしめる主体的根拠となるものです。
こうした努力は、私たちの仕事を単なる風俗という仕切りから解放して、サービス業一般としての社会的認知をかちとっていく、つまりビジネスとして成立させる水路となるものです。
私たちの仕事は、ビジネスです。
ソープの仕事をビジネスとしてとらえたとき、当然、顧客との関係において守らなければならないことがあります。
出勤予定をまもる。
遅刻=当日欠勤、当日キャンセルをしない。
つねにサービスにおいて全力投球する。
アンケートを重視し、自ら顧客管理をする。
外見的にも内面的にも自らを磨くための努力を惜しまない。
つねに自分の課題をはっきりさせ、その達成のために努力する。
求められることに感謝し、全力で応えようとする気持ちを忘れない。
キャストさんは顧客との関係において自らの存在とサービスがビジネスとして成り立つために、上記の事を遵守しなければなりません。
R-GROUPは、顧客に対し最高の満足を提供することを通して、サービス企業としての自らを証明しようとしています。
したがって、R-GROUPに勤務する従業員は、一人ひとりがサービス業=接客業のプロフェッショナルであり、自らを接客のプロとして、つねにうち鍛え、接客人としての成長をかちとっていかなければなりません。
つまり、スタッフ一人ひとりが接客人として研ぎ澄まされていくこと、そのことを通してグループが全体として「最高の満足を顧客に提供する企業」として存在し続けること。
これが私たちR-GROUPが望んでいる仕事のあり方であり、日々の仕事を貫いて変わらない基本路線でもあります。
A.お店での一日
<出勤時間>
出勤は、案内時間にかんがみ、10:00にはお店に入るようにしてください。10:30を超えたら遅刻扱いになります。
11:00に予定があってもなくても10:50までにはセットを終了して案内に備えるようにしてください。
車・タクシー通勤の人は、渋滞など交通事情に注意してください。JRを利用する人は、駅まで迎え(帰りは送り)があります。基本的には電車で帰れるようにします。ただし、最終電車に間に合わない場合は、タクシー帰り等になります。
<セットコール>
セットが終了したら、セットコールをして時間合わせをやります。フロントの時計と個室の時計を合わせてください。
「○○です。セットできました、時間合わせお願いします」。
「○時○分でお願いします」
「ありがとうございます」
<挨拶>
セットが終わったら、フロント脇まで降りていって、フロントに挨拶をします。
「おはようございます。今日も一日よろしくお願いします」
フロントは必ず起立し、お互いに礼をします。礼の角度は最敬礼とします。
<案内時間>
案内時間は、次のとおりです。
お客様の都合などで、半端な時間に案内することはあります。
<スタンバイ>
お客様が決まったり、ご予約の時間が迫るとフロントから「スタンバイ」コールがかかります。
「○○さん、スタンバイしてください」
あるいは、
「お客様です」
「ありがとうございます」
スタンバイコールがかかったあとは、部屋の準備を整え、キャンドルに火を点し、歯磨き=モンダミン・化粧直し・身体のチェックをして5分以内にフロント前に立ってください。
案内時間の厳守は絶対課題です。
また、お客様を必要以上に待たせないための気遣いが必要です。
フロント前もしくは案内場所に立ったら、チケットを受け取ってください。
その際、フロントはかならず「お願いします」と挨拶しますから、キャストさんはかならず「お願いします」と挨拶を返してください。
フロント周りにいるスタッフにも必ず「お願いします」と挨拶してください。
案内直前、案内担当の男子スタッフが今一度、礼をして挨拶しますから、これにも返礼してください。
つまり、
フロント前でチケットを受け取る際
フロント「それでは○○さん、お願いします」
キャスト「お願いします」(まわりの男子スタッフにも「お願いします」)
案内担当「それではご案内入ります。よろしくお願いします」
キャスト「よろしくお願いします」
なお、キャストは正座もしくは片膝立ちで案内します。
大衆店のような立位(立ったまま)での案内は、非常に横着な印象になりますので、認めていません。
「お客様の目線の下に入る」という接客の大原則からしても、立ったままでの案内はありえないことです。
<食事>
①食事時間は店舗と案内時間(前後のコース取り)によって若干の違いはありますが、セット時間を含め最低50分は保証されています。
②上がり食の場合
予約上、上がり食が可能な場合は、案内前に「上がり食でお願いします」と告げること。
その場合は、セット10分食事20分の計30分は、たとえ予定外のお客様がお待ちであっても必ず保証します。
食事をとらないでできる仕事ではないからです。
しかし、逆に言えば、お客様がお待ちの場合30分以上の休憩・食事はないということです。
③空き時間に食べる場合
空いていれば食事はいつでもできます。
フロントに食事をする時間があるかどうか、聞いてください。
ただ、この場合は、つねに案内優先になります。
お客様が決まったときは、食事を注文した後や食べている最中でも、無条件でお客様のご案内が優先されます。
ただちに歯磨きなどの準備をし、部屋の食べ物のニオイを消し、5分以内にフロント前に立ってください。
<出前>
接客中の出前は、コールで注文してください。出前の種類
<上がりコール>
上がり時間は厳守し、時間になったらフロントにコールしてあがってください。
上がりコールの声色でそれまでのムードが吹き飛んでしまう例が多々ありますので、くれぐれも注意してください。
キャスト「○○です。お客様おあがりになります」
フロント「はい、ごくろうさま」
上がり部屋の前までエスコートし、正座・最敬礼してご挨拶してください。
「ありがとうございました。お気をつけてお帰りくださいませ」
ドアが閉まったら顔をあげ、フロントにチケットを返してください。
その際必ずフロントに「ありがとうございました」と一言挨拶してください(お客様をつけて頂いてありがとうという気持ち)。
<セット>
チケットをフロントに戻したら、直ちに個室に戻ってセットしてください。
風呂場・ベッド、飲み物の補充、タオルをたたむなど。
粧直しや身体のお手入れも含みます。
セットは10分でやりきることを目指してください。
長時間コースの案内が続くときは、インターバルの時間が正味少ししかありませんから、テキパキとやる必要があります。
また、時間がずれ込んでいるときは案内が即、続きますので、ゆっくりしている時間があまりありません。
続く予定がないときも、いつお客様があるかわからない仕事の性質にかんがみ、セットをすばやくやってから、ゆっくり休むということを原則にしてください。
<片付けと点検>
最終のお客様の接客が終わると個室の片付けに入ります。
個室に私物を置きっぱなしにすることはできません。
片付けの仕方については、別途指示に従ってください。
片づけが終了したら、点検してもらうため、点検コールをします。
「○○です。片付け終わりました。点検お願いします。」
「はい、お待ちください。」
点検コールをしたら、正座して待ちます。
点検中は、私語厳禁です。
不備があった場合はスタッフの指示に従ってください。
個室は、店からキャストさん個人に貸しているという考え方になっています。
したがって点検は、朝来たときの状態に戻っているかどうか、備品の不足が生じていないかどうかを点検するということです。
<精算>
点検が終わって、私物をロッカー室に下げたら、フロントまで降りていって精算をします。
精算時は必ず挨拶します。
「今日も一日ありがとうございました。精算お願いします。」
フロントは、一日の明細を出して手取りの全額をお渡しします。
手取りの総額を確認し、そこから経費を支払ってください。
その際、かならずお互いに声を出してやります。たとえば経費の支払い額が5000円で、一万円札で支払うときは、
「一万円からお願いします」「5000円のお返しです」
5000円ちょうどで支払うときは
「5000円ちょうどでお願いします」
「はい、5000円ちょうど受けとりました。」
もし、家に帰ってから計算しなおしてお金が足りないということになっても、お互いに困りますし、お店は対応しきれません。
ですから、この精算時に必ず総額の確認と、正確な支払いをお願いするわけです。
精算が終わった時点で、精算は確実に行われたものとします。
★店舗もしくは時間的な制約により、あらかじめ経費を差し引いた手取り額をお渡しすることもあります。
その場合でも、精算額については必ずその場で確認をしてください。
ここで、もう一度、明日以降の出勤の確認と挨拶をします。
明日も出勤の場合・・「明日も出勤でお願いします。お疲れ様でした。」
明日が休みの場合・・「明日はお休みで、明後日出勤でお願いします。お疲れ様でした」
生理休暇の場合・・・「明日から生理休暇に入ります。○○日から出勤します。お疲れ様でした」
<出勤電話>
出勤に、1日以上の中休みが入るときは、出勤の前日午後6時までにお店に「出勤電話」を入れてください。
「おはようございます。○○です。明日出勤しますので、よろしくお願いします。」
<トイレ>
各店舗ともスタッフ専用のトイレがあります。基本的には、そこを利用してください。
<下げ物>
接客で使ったグラス、空き缶などの下げ物は、自分で洗い場に運んでください。
洗いものは男子がやります。
下げ物は、フロント前や台所で男子に手渡してもらって構いません。男子も努めて受け取るようにします。
ただ、ごみ袋だけは自身の手でゴミ箱に捨ててください。
自分の汚れ物を男性スタッフに手渡すことは、キャスト=Ladyとしてありえないことです。
※男子スタッフはキャストさんの部下ではありません。
<貴重品>
貴重品の管理は、各自でお願いします。
現金は常に持ち歩いてください。
私物の盗難・紛失については、店は関知することができません。
<服装その他>
接客用の服装は、ドレス・スーツとします。高級店に見合うものを選んでください。
ワンピースは大衆店のキャストが着用することが多いということで推奨していませんが、高価でセンスのよいものであれば構いません。1万円以下の安価なワンピースは禁止です。
髪の手入れ、化粧にも気を配ってください。
また、名刺やチケット・口臭スプレー・現金などを入れる小型のハンドバッグを用意し、案内時には持っていてください。
高級な女性を演出するための努力を惜しんではなりません。
それ相当の収入があるはずですから、「お金がない」は通用しません。
稼ぎの2割(200万稼ぐ人は一月40万)は女を磨くために使っていただきます。
また、出勤時の服装も、高級店のキャストにふさわしいものを着用してください。
ノーメイクでの出勤は、もちろん禁止です。
<ご指名に関して>
指名には、まだ入ったことはないけどHPなどを見て指名するP指名と、前に入ったことのあるリターンの指名=本指名があります。
P指名は、実質的にフリーと同じ意味合いになり、本指名こそが本来の意味での「ご指名」になります。
この本指名を頂くことを目指して、日々の仕事に取り組んでください。
キャストさんの実力には3つの分類があります。
①出勤する力(スケジュールどおりに出勤する力。また、沢山出勤する力。オープンラストで頑張ることのできる力。総じて健康管理も含め、仕事に打ち込む力です。)
②本数をつく力(一日の回転数は最大5回転。5回転をきちんとこなす、精神的=体力的な力です。)
③指名をとる力(文字通り、本指名をとる力です。男性をとりこにする女性としての力です。)
どれが欠けても「実力のあるキャスト」ということにはなりません。
3つの力をそれぞれ兼ね備えた、バランスのとれたキャストさんを目指してください。
B.お休みと検査のこと
<生理休暇>
月一回は生理休暇を取って頂いて構いません。身体のリズムのためにも、生理休暇はとるようにしてください。
期間は個人差がありますが、通常4~5日です。
<検査>
仕事上、また自身の健康のためにも、性病検査は月1回、受けて頂きます。
淋菌・クラミジア・梅毒・エイズ・薬物
また、入店時には咽頭の淋菌・クラミジアの検査も行ないます。
検査結果はお店に提出してください。
口頭での報告ではなく、書面での提出になります(伏見医院で検査した場合は、お店に結果が書面で届きます。またWEBで結果を受け取る方はスクリーンショットをメール・LINEなどでフロント担当者に提出)。
検査を怠ったり、拒否した場合は、お仕事ができません。
また、身体に異常を感じたときは、ただちにフロントに申し出てください。
なお、薬物(尿中覚せい剤)検査は、警察・組合の指導により、本人に覚えがなくても省略できません。
<出勤予定>
お客様の予約が一週間前から始まるという事情に照らし、次月の出勤予定は、月が始まる10日前、つまり毎月20日までには提出してください。
予定は一ヶ月単位で出します。
予定がつかないときは、その都度フロントに相談してください。
予定は本人の希望を最大限優先しますが、店の都合で変更をお願いすることもあります。
相手(お客様)のある仕事ですから、個人的な理由で簡単に変更することはできません。
C.その他・禁止事項
<キャスト同士の連絡(電話番号・LINEなどの交換・友人関係の形成)の禁止について>
お店のなかでキャストさん同士が友達関係を結ぶと、結果的にかならずトラブルになります。
お仕事の場であり、ある意味「ライバル」ですから、基本的には「お友達」になってもよいことは何もありません。
会社は、キャストさん同士が仲良くなることも、逆に仲が悪くなることも、いずれも歓迎していません。
けっして「友達をつくるために」入店したわけでもなく、「友達がいなければ頑張れない」わけでもないはずです。
そうした認識に踏まえ、友人関係を形成すること、携帯番号・LINEなどの交換を禁止します。
営業中の個室の行き来についても、完全に禁止です。
空き時間、他人の個室に行くことも自分の個室に他人を入れることも認められていません。お店は個室待機になっていますので、空き時間は一人で待機してください。
キャスト同士の挨拶も必要ありません。必要ありませんから返礼しないからといって「あの子は挨拶もしない」といって他人を攻撃することは許されません。
他人の批判や噂話は厳禁です。
「関係がない」わけですから、批判も噂話もする必要がないわけです。
他人の批判や噂話をするキャストは、店内のもめごとの種になるため、解雇の対象とします。店にいる間は、仕事に意識を集中してください。
また、同じような理由で以下の行為も処分の対象となります。
・金津園ワールドの「ストレス発散」ページに投稿する行為
・いわゆる「2ちゃんねる」などの反社会的匿名掲示板を閲覧し、また投稿する行為
<お客様との連絡の禁止について>
お客様は少なからず電話番号やメールアドレスの交換を求めてきます。
しかし電話番号・メールアドレスの交換はもとよりお客様と個人的な連絡を取ることは、禁止です。
それは必ずや、接客という仕事の中に「キャストと客」以上の関係を持ち込むものとなり、必ずトラブルの種になります。
また、店外でお客様と会う行為(いわゆる「店外デート」の類)も絶対禁止です。
これは、私たち接客商売の根本に関わる問題であり、例外はありません。
お客様の側から、何らかの恋愛感情があったとしても、その恋愛感情を指名獲得の武器とすることは、サービス業の本道からは、外れることになります。
また「メル友」的関係を通じた個人的営業の類も、お店はまったく望んでいません。
われわれの仕事はあくまでも100分・130分のサービスの中で完結すべきであり、そのサービス内容において評価を求めるべきだというのが、考え方の基本となります。
<接客中の話題について>
お客様の中には、接客中に他のキャストの事を話題にする方もいます。
「自分は、このあいだ○○ちゃんに入った」
「○○ちゃんのサービスはこうだった、ああだった」
「○○ちゃんって、どんな子なの?」
「この店の売れっ子って、誰? ナンバーワンって誰?」
こうした自分以外のキャストさんに関する話題に応じてはなりません。
こうした噂話は、お客様の口を通じ、えてして自分の意図したところとは無関係に、他人に伝わることになります。
「あの子が君の事をああ言っていた、こう言っていた」
自分ではそんなつもりはなくても、他のキャストさんの噂話は、必ずトラブルの種になります。
したがって、こうした話題には
「他の女の子とは、ほとんど顔を合わさないのでわからない」
「顔と名前が一致しない」
「自分は全然知らない」
といったかたちで逃げてください。
同様に、当然のことながら店の内情に関する話題にも応じないこと。
つまり、われわれは、お客様に対し、お金を頂く営業人として接するのであって、それ以外の素の関係は一ミリたりともありえないのだということをはっきりさせることです。
これは、トラブルを避けるためにも、また自身のサービスに専念し、高い評価を頂く意味でもとても大切なことです。
<姫予約について>
いわゆる姫予約は、キャストさんがフロントを通すことなくお客様の予約を受ける行為をいいます。あるいは(お客様との電話・メールなど個人的な連絡を通じて)お客様のかわりにキャストがフロントに予約を通す行為です。(キャストによる予約の代行)
とりわけ本指名も長くなってくると、顧客はこうした姫予約による事前予約を求めてくることが多いです。キャストさんにとっても、安定顧客の存在はありがたいことですし、特別視したいという気持ちもわかります。
しかし、根本に立ち返って考えてみるならば、やはり予約は営業の司令塔であるフロント=店が受けるべきものなのです。
キャストさんは店に雇用された存在であり、お店が集めた顧客を接客するというのがその本分です。
姫予約はソープランドビジネスの根本である、こうした「店がキャストを雇用し、店が客を集め、キャストが接客する」というあり方を根本から崩壊させるものになります。
われわれR-GROUPは当初より「メル友的関係を通じた個人的営業の類も、まったく望むところではない」としてきたとおり、キャストさんに個人営業してもらいたいなどとはつゆほども望んでいません。
他店から移籍してくるキャストさんに対してすら、「お客様を連れてきてください」と言ったことも、考えたこともありません。お客様は徹頭徹尾「お店のお客様」であって、キャストさんが個人的に囲い込むべきものではないからです。
「われわれの仕事は110分・130分および150分のサービスのなかで完結させる」。この原則に立ち返り、完成されたサービスで顧客を力強くつなぎとめるよう、頑張っていこう。